単位変換と編入試験成績 ~筑波大学~
筑波大学に入学してから2ヶ月ぐらいが経ちました。
単位変換と、編入試験成績開示が完了したので結果を載せたいと思います。
筑波大学 情報学群 情報メディア創成学類の話です
編入試験の体験談はこちらを参照してくださいkoruku.hatenablog.com
単位変換
大学に編入すると、高専の単位を大学の単位に変換・読み替えをすることができます
基本的には卒業要件を満たせるように単位を変換します
筑波大学の卒業要件はとても複雑です。ざっくり言うと、4年間で124単位を取る必要があります
その中で、単位変換で最大80単位を変換することができます。私は、79単位を変換することが出来ました。他の人も大体80単位近くは変換できています
ただし、この変換可能数は各学類ごとに決められています。たとえば、情報メディア創成と情報学類は70単位から80単位認定されますが、図書館情報は60単位ぐらいしか認定されないようです
苦労した点は、高専と大学の専門科目の差です。メディア創成は情報系の科目だけだったので、高専の制御系や回路系の科目がどの科目にも変換できずに苦労しました。高専の科目をどれにも当てはめることができない場合は、基本的に卒業研究や実験を使います。しかしそれだけでは足りず、複数対複数で変換等の荒業を使って申請しました
編入試験成績
編入試験の成績は以下のとおりです。
総合点:269 (300点満点)
外国語:97 (TOEIC705点)
専門科目:172 (情報、数学)
他の編入生の結果と比べると、総合点の最高は280点程度、最低点は200点程度、平均は227点でした。
合格者が募集者の倍近くいることを考えると、おそらく合格判定は成績順ではなく200点のボーダー制だと思います*1。
TOEICはどうやら730点が満点(100点)らしいです。500点で70点ぐらいだと思います。
あと数ヶ月で編入試験がありますね。受験生は頑張ってください!
質問等はコメントやTwitterなどからお気軽にどうぞ
*1:去年は200点以下の人がいたそうです。上位20人弱が合格なのかもしれません
BibTeXをSIST02に対応させる方法
TeXには参考文献を簡単に挿入、管理できるBibTeXがあります
LaTeX(文献の参照BibTeXの書き方)
書式を考えずに使えて楽なんですが、残念ながらSIST02には対応してません
科学技術情報流通技術基準 SIST ハンドブック
日本の独自仕様だからしょうがないと言えばそうなんですが、なんとかして対応させてみました
ただし、文献種類はarticleにのみ対応させました
他の文献にも対応させる場合は、この記事を見てそれぞれ対応させてみてください
設定ファイルはこちらです
jplain_sist02.bstをダウンロードし、C:\w32tex\share\texmf\pbibtex\bstにおきますgithub.com
texファイルには末尾に、
\bibliographystyle{jplain_sist02} \bibliography{文献データベース名}
と書いておきます。文献データベース名.bibは論文提供サイトなどからダウンロードできると思います。
どこら辺を変えたのかを書いておきます。
元となる設定ファイルは、C:\w32tex\share\texmf\pbibtex\bstにあるjplain.bstを使用します
文法的なことは以下のサイトが役に立ちました
bst ファイルのカスタマイズ - Okomeda Net
変えた個所は以下の通りです
- 出版年を巻数、号数、ページ数の前に表示する
- 出版月の表示を消す
- 著者の姓名をコンマで区切る
- 著者名同士をセミコロンで区切る
今回はarticleだけでしたが、他の文献でもひとつずつ直していけば大丈夫だと思います