WindowsでLaTeXをPDFにするときフォントが埋め込まれない問題の解決方法

ACM LaTeXテンプレート
www.acm.org
これはACM系の学会に投稿するときに使うテンプレートです。

しかし、これをそのままwindowsコンパイルしてPDFにするとフォントが埋め込まれなくて、カメラレディー投稿時に修正しろとチェアーから言われる場合があります。
これはType3フォントというWindows環境では埋め込むことのできないフォントが使われているからです。
Macコンパイルすれば問題ないのですがWindowsのみで解決する方法を説明します。

 

\usepackage{lmodern} 

このパッケージを使うとType3フォントを使わなくなりますが、チェアーからこのフォント違うぞって怒られます。

 

\RequirePackage[varqu]{zi4}
\RequirePackage[libertine]{newtxmath}

これをtexファイルに追加するとうまくいきます。
zi4のスタイルファイルがない場合は以下から落とすことができます。
CTAN: Package inconsolata

それでは楽しい研究ライフを。

XBee S2CシリーズのXCTU設定方法

XBeeは手軽に使える無線モジュールです。
去年、XBeeの新モデルS2Cが販売開始しました。
www.switch-science.com

全モデルS2に比べ通信距離が格段に伸びています。

S2 S2C
最大室内レンジ 40m 60m
最大屋外レンジ 120m 1200m

S2モデルのXBeeルーター、コーディネーター、エンドの三つのモードが存在します。
しかし、S2Cモデルはその概念が少し違うのでXCTUの設定画面が違います。

S2Cモデルはルーター、コーディネーター、エンドのモードを設定しません。
すべてのモードが一つ(ZIGBEE TH Reg)に統合されています*1
ZIGBEE TH Regに設定した後、目的の動作にさせるため項目を調整します。

以下のサイトを参考にしました。
ZIGBEE XBEE S2C–How to configure as Coordinator , Router / End Devicealselectro.wordpress.com

コーディネーターにする場合

CE (Coordinator Enable)をEnableにします。

ルーターにする場合

CE (Coordinator Enable)をDisabledにします。

あとはPAN IDを同一にしたり、相手方のデバイスIDを指定したりとS2モデルと同様の設定をすれば大丈夫です。

*1:エンドモードの概念はなくなったっぽい?